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はじめに
- 今回ご紹介するプロジェクトは、原木栽培のきのこです。こちらのプロジェクトを通して、皆様に岩手県産の原木栽培のきのこをご賞味いただき、その美味しさをさらに全国に広めていきたいと願っております。
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岩手県盛岡市薮川(やぶかわ)の紹介
- 標高約700mに位置する薮川。冬は氷点下20度以下になり、雪も1m近く積もる環境です。このような厳しい環境で、晩秋になると翌年植菌するための原木を確保する「玉切」という作業を行います。約1万本の原木を運び入れ、乾燥させ、春が訪れる前に植菌をします。作業工程をすべて自社でおこなっており、多くのスタッフの思いを込めて、皆様の食卓にきのこをお届けしています。
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生産者の紹介 安俱里(あぐり)まほら岩手
- 平成26年に農地所有適格法人として設立、岩手県盛岡市薮川地域において原木きのこ(しいたけ・なめこ・ひらたけ・むきたけ・まいたけ)の生産や農産物(とうもろこし・じゃがいも・枝豆・かぼちゃ・アスパラガス等)の生産・山菜の出荷・加工品製造販売を行っています。
観光農園施設『まほら岩手』では、生産物の収穫体験や食育なども実施しており、観光を通して地域外の方が薮川に訪れる機会を創り出すことを目的に活動しています。 -
原木栽培と菌床栽培の違い
- 手間暇のかかる「原木栽培」にこだわるのは、「ホンモノ」の味を将来に残したいからです。
原木栽培と菌床栽培の違いをご存じでしょうか?温度や湿度管理を行い、年中採取できるようにする手法が菌床栽培、特定条件下で管理された木に菌を打ち込み、仮伏せ、本伏せ(※)と手間をかけながら1年に1~2回収穫時期だけ収穫できるのが原木栽培です。どちらも一長一短ですが、手間暇がかかり、収量が1年を通じて安定しない原木栽培をする農家は減ってきています。
まほら岩手では、「スーパーやコンビニで何でも買える時代だからこそ、ホンモノ(自然)の味を将来に残したい」と原木栽培にこだわってきました。原木しいたけがとれるのは、春と秋。原木なめこは秋のみ。気候や原木の状態によるため、収量や時期を選ぶことはできません。だからこそ、その希少なおいしさを期間限定で楽しんでいただければと思います。(※しいたけの菌を原木全体に蔓延させる作業) -
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菌活のすすめ
- 健康によいと話題の”菌活”。様々な菌活がありますが、きのこの”菌活”もおすすめです。しいたけには、ビタミンDが多く含まれています。30~60分天日干しにするだけで、ビタミンDの量も大幅に増えます。ビタミンDによる免疫力アップや、食物繊維が多いため、腸環境を整えるのにも役立ちます。なめこもペクチンやコンドロイチンなど、腸や美肌にかかわる成分を含んでいます。菌活で健康生活を目指すことができます。
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商品について
- ※原木しいたけと原木なめこのセットでお届けします。
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原木しいたけ
- 「味へのこだわり」をコンセプトに原木しいたけの本来の美味しさをとことん追求し、研究開発された品種です。「美味しい」「懐かしい味」との高い評価をいただいています。しいたけの旨味成分であるグアニル酸とグルタミン酸の含有量が、従来品種(選抜)の平均値に比べてグアニル酸で約60%、グルタミン酸で約20%多く含んでいます。
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- 内容量 :300g
おすすめ料理:鍋・天ぷら・素焼き・煮物
お届け方法 :冷蔵
賞味期限 :冷蔵庫で約4日 -
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原木なめこ
- 榾木(ほたぎ※)はナラにこだわり、軸も傘もぎっしり詰まったなめこを栽培しています。ぷりぷりとした触感は、なめこと思えないほどの歯ごたえで満足感もあります。 また、なめこの特徴であるぬるぬるとした粘液は、タンパク質の吸収を助けたり、胃壁を守る働きがあるため、健康促進にも欠かせません。(※ しいたけなどのきのこを栽培するときに、種菌をつける原木)
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- 内容量 :300g
おすすめ料理:汁物・アヒージョ・大根おろし和え
お届け方法 :冷蔵
賞味期限 :冷蔵庫で約4日 -
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お届けについて
- ・10月12日(木)~10月26日(木)までのご注文
⇒ 11月上旬のお届け(11月1日~5日頃発送)
・10月27日(金)~11月9日(木)までのご注文
⇒ 11月中旬のお届け(11月15日~20日頃発送)
※クール便にて、お届けします。
※収穫状況によっては、注文期間を変更する場合がございます。予めご了承ください。